長野県須坂市は、長野市まで電車で約30分という利便性と、「蔵の町」として知られる歴史的な風情、そして「日本さくら名所100選」の臥竜公園など豊かな自然環境を併せ持つ魅力的な街です。
土地価格は長野市の約半分と、コストパフォーマンスに優れていることから、注文住宅を建てる土地として近年注目を集めています。
しかし、土地探しを始めると「どのエリアを選べばいいのか」「相場はどれくらいなのか」「チェックすべきポイントは何か」といった疑問が次々と湧いてくるものです。
特に初めて土地を購入する方にとっては、専門用語も多く不安を感じることも多いでしょう。
この記事では、須坂市で注文住宅を建てるための土地を探している方に向けて、土地選びの基礎知識から2025年最新の価格相場、須坂駅周辺・墨坂・日野など人気エリアごとの特徴、失敗しないための重要チェックポイントまで、須坂市の土地探しに必要な情報を網羅的に解説します。
実際の取引データや公示地価といった一次情報をもとにした信頼性の高い情報をお届けしますので、ぜひ土地選びの参考にしてください。
注文住宅を建てるなら知っておきたい|土地の種類と選び方

注文住宅を建てるための土地には、大きく分けて3つのタイプがあります。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った選択肢を見つけましょう。
| 土地の種類 | 設計の自由度 | 手続き | 主なメリット | 主なデメリット |
| 建築条件なし土地 | ◎ | やや複雑 | ・工務店を自由に選べる<br>・間取りや建材を自由に決定<br>・複数業者から見積もり可能 | ・土地探しと業者選びが別々<br>・住宅ローン手続きが複雑 |
| 建築条件付き土地・宅地分譲 | △ | スムーズ | ・手続きが一本化<br>・資金計画が立てやすい<br>・インフラ整備済みが多い | ・建築業者を選べない<br>・設計の自由度が制限<br>・契約期間内の決断が必要 |
| 工務店に相談して土地探し | ○ | 一貫対応 | ・専門家の判断を得られる<br>・地盤や接道を事前確認<br>・土地と建物を総合検討 | ・最初の相談先選びが重要 |
①建築条件なし土地
建築条件なし土地とは、土地を購入後、どの工務店やハウスメーカーに依頼するかを自由に選べる土地のことです。
須坂市内では、須坂駅周辺や墨坂エリアなどで見つけることができます。
最大のメリットは、設計の自由度が高いことです。好きな工務店やハウスメーカーを選び、間取りやデザイン、使用する建材まで自分の希望通りに決めることができます。
また、複数の業者から見積もりを取って比較検討できるため、予算に合わせた最適な選択が可能です。
一方で、土地探しと建築業者選びを別々に進めなければならないため、手間と時間がかかります。
また、土地と建物を別々に契約するため、住宅ローンの手続きが少し複雑になる点にも注意が必要です。
②建築条件付き土地・宅地分譲
建築条件付き土地とは、特定の工務店やハウスメーカーで建築することを条件に販売される土地です。
須坂市内でも、米持エリアなどで分譲地が開発されています。
この土地の特徴は、土地購入から建築まで一貫して同じ業者が対応するため、手続きがスムーズに進むことです。
住宅ローンの審査も一本化できるため、資金計画が立てやすいというメリットがあります。
また、分譲地の場合は道路や上下水道などのインフラが整備済みであることが多く、追加費用の心配が少なくなります。
ただし、建築業者を自由に選べないため、設計の自由度は建築条件なし土地に比べて制限されます。
契約期間内に建築工事請負契約を結ぶ必要があるため、じっくり検討する時間が限られることも留意しておきましょう。
③工務店・ハウスメーカーに相談して土地探しから始める
土地選びに不安がある場合は、最初から工務店やハウスメーカーに相談するという方法もあります。
須坂市内で実績のある地元工務店なら、地域の土地情報に精通しており、希望に合った土地を提案してくれます。
専門家と一緒に土地を探すことで、建築に適した土地かどうかをその場で判断してもらえます。
地盤の状態、接道の状況、用途地域など、素人では見落としがちな重要ポイントをチェックしながら土地探しができるため、失敗のリスクを減らせます。
また、土地の特性に合わせた建築プランを最初から考えることができ、予算配分も土地と建物を総合的に検討できるため、無理のない資金計画を立てやすくなります。

【2025年最新】須坂市の土地価格相場と人気エリアの特徴

須坂市で土地を購入する際には、まず市内の価格相場を把握しておくことが大切です。
ここでは国土交通省の公示地価データや実際の取引データをもとに、最新の相場情報をご紹介します。
須坂市内主要エリアの土地坪単価(2024年)
国土交通省の公示地価データと実際の取引データから、須坂市の最新価格相場を整理しました。
須坂市の土地価格相場(2024年)
| 項目 | 価格(㎡単価) | 価格(坪単価) |
| 住宅地 | 3万9,063円/㎡ | 12万9,142円/坪 |
| 商業地 | 4万7,433円/㎡ | 15万6,804円/坪 |
用途別に見ると、住宅地の平均は坪単価約12万円前後、商業地は坪単価約15万円前後となっており、エリアや立地条件によって大きな価格差があります。
須坂市の土地価格は、県庁所在地である長野市の平均坪単価24万円/坪と比較すると約半分程度で、隣接する小布施町の平均坪単価12万円/坪とほぼ同水準です。
長野市へのアクセスの良さを考えると、コストパフォーマンスに優れたエリアと言えます。
須坂駅周辺エリア
長野電鉄長野線の須坂駅は、長野駅まで約30分でアクセスできる利便性の高い駅です。
駅前にはイオンモールもあり、日常の買い物に便利な立地となっています。
須坂駅周辺エリアの特徴は、何といっても「蔵の町」として知られる歴史的な街並みです。
江戸時代には須坂藩の陣屋町として、明治時代には製糸業で栄えた歴史があり、現在も土蔵造りの建物が残る風情ある景観が魅力です。
蔵のまち観光交流センターをはじめとした文化施設も充実しています。
駅周辺は市内でも比較的地価が高いエリアですが、長野市への通勤を考えている方や、駅前の利便性を重視したい方には最適なロケーションです。
徒歩圏内に学校や商業施設が揃っているため、車がなくても生活しやすい点も魅力です。
日野エリア
長野電鉄長野線の日野駅周辺は、自然環境に恵まれた人気エリアです。
このエリアの最大の魅力は、「日本さくら名所100選」に選ばれている臥竜公園や須坂市動物園が近くにあることです。
公園内には約600本の桜が植えられており、春には見事な桜並木を楽しめます。
週末に家族で公園を散歩したり、動物園を訪れたりと、自然に囲まれたのどかな暮らしができるエリアです。
市街地からは少し離れますが、須坂市の利便性は維持しつつ、週末は自然に癒されてリフレッシュしたい方に特におすすめです。
駅から徒歩3分の物件なども見られ、坪単価は平均よりもやや抑えめの傾向にあります。
墨坂エリア
墨坂エリアは、須坂市内でも特に子育て世代から高い人気を集めている住宅激戦区です。
このエリアの最大の魅力は、商業施設の多い市街地からも近く、日常生活の利便性が非常に高いことです。
また、上信越自動車道の須坂長野東ICから距離が近いため、車での遠出もしやすく、移住者からも人気の地域となっています。
周辺には学校や保育園も充実しており、子育て環境として申し分ありません。
人気が高い分、須坂市内では最も坪単価が高いエリアの一つとなっていますが、生活の利便性と将来的な資産価値を考えると納得の価格設定と言えるでしょう。
その他の注目エリア
須坂市内には、他にも注目すべきエリアがあります。
北須坂駅周辺は、駅に近い利便性がありながら比較的手頃な価格の土地が見つかることがあります。
小河原エリアでは、第一種低層住居専用地域に指定された閑静な住宅地が広がっています。
また、市街化調整区域内でも、須坂市が指定する区域内であれば住宅の建築が可能です。
これらのエリアは坪単価が6万円程度と非常に安く、広い土地を確保したい方や、自然に囲まれた場所でマイホームを建てたい方にはおすすめです。
ただし、インフラ整備の状況や接道条件などを十分に確認する必要があります。
周辺市との価格比較
須坂市の土地価格を周辺自治体と比較すると、その魅力がより明確になります。
| 自治体 | 平均坪単価 | 須坂市との比較 | 特徴 |
| 長野市 | 約24万円/坪 | 約2倍 | 県庁所在地、須坂から電車30分 |
| 須坂市 | 約12万円/坪 | – | 長野市のベッドタウン |
| 中野市 | 約12.8万円/坪 | ほぼ同水準 | 隣接市 |
| 小布施町 | 約12万円/坪 | わずかに安い | 観光地として人気 |
長野市の平均坪単価は約24万円/坪で、須坂市の約2倍です。
長野電鉄を利用すれば長野駅まで30分程度でアクセスできることを考えると、須坂市は長野市のベッドタウンとして非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。
隣接する中野市の平均坪単価は約12.8万円/坪で須坂市とほぼ同水準、小布施町は約12万円/坪とわずかに安い程度です。
小布施町は観光地として人気が高く土地の需要も安定していますが、須坂市も同様に利便性と価格のバランスが取れたエリアとして評価されています。
今後の価格見通し
須坂市の地価動向を見ると、2024年の公示地価は前年比+0.39%と緩やかな上昇を示しています。
住宅地は-0.23%と微減、商業地は+0.94%、工業地は+2.48%と用途によって動きが異なっています。
実際の取引価格では2024年に大きく上昇していますが、これは一部の好立地物件が取引されたことによる影響と考えられます。
長期的には、人口減少の影響を受けながらも、長野市のベッドタウンとしての需要が一定程度維持されることが予想されます。
須坂長野東ICの整備や、長野電鉄沿線の利便性から、交通アクセスの良いエリアでは安定した需要が続くでしょう。
ただし、市街化調整区域や駅から離れた地域では、需要の減少により価格が下がる可能性もあります。
<データ引用元>
国土交通省 不動産情報ライブラリ
https://www.reinfolib.mlit.go.jp/

須坂市で注文住宅を建てるための土地選び|失敗しないための重要チェックポイント

土地を購入してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、事前に確認すべき8つのポイントを詳しく解説します。
①立地条件|駅・学校・商業施設へのアクセスと将来性
土地選びで最初に考えるべきは立地条件です。
須坂駅や日野駅、北須坂駅など、長野電鉄の駅へのアクセスは、長野市へ通勤する方にとって重要な要素です。駅から徒歩圏内であれば利便性は高まりますが、その分土地価格も上昇します。
子育て世代の場合は、小学校や中学校までの距離も重要です。
須坂市内には複数の小学校がありますが、学校までの通学路の安全性や、通学時間も合わせて確認しましょう。墨坂エリアなど、学校に近いエリアは子育て世代に人気があります。
スーパーやコンビニなどの商業施設へのアクセスも日常生活に直結します。
須坂駅前にはイオンモールがあり、24時間営業のスーパーやコンビニもあるため、駅周辺エリアは買い物の利便性が高くなっています。
また、将来的な地域の発展性も考慮に入れましょう。
須坂長野東ICへのアクセスが良いエリアや、今後開発が予定されている地域は、資産価値の維持や上昇が期待できます。
②予算配分|土地と建物のバランスを考える
注文住宅を建てる際の予算配分は、一般的に土地と建物で5:5、または4:6程度が目安とされています。
須坂市で3000万円の予算がある場合、土地に1200〜1500万円、建物に1500〜1800万円という配分が一つの目安になります。
ただし、これはあくまで目安であり、土地の価格はエリアによって大きく異なります。
墨坂エリアのような人気エリアで100坪の土地を購入しようとすると、土地だけで1000万円以上かかる可能性があります。
一方、市街化調整区域内の指定区域であれば、同じ面積でも600万円程度で購入できる場合もあります。
土地にお金をかけすぎて建物の予算が不足すると、希望する間取りや設備を諦めなければならなくなります。
逆に土地を安く抑えようとして不便な場所を選ぶと、生活の質が下がってしまいます。土地と建物のバランスを考え、総合的に判断することが大切です。
③土地の形状・方角・高低差|建築プランへの影響
土地の形状は、建築プランに大きな影響を与えます。
正方形や長方形に近い整形地は、建物の配置がしやすく、デッドスペースも少なくなります。
一方、三角形や台形などの変形地は、設計の工夫が必要になり、場合によっては希望する間取りが実現できないこともあります。
南向きの土地は日当たりが良く、リビングや庭を南側に配置しやすいため人気があります。
ただし、須坂市の気候や周辺環境によっては、東向きや西向きでも快適な住環境を確保できる場合があります。
土地に高低差がある場合は、盛土や切土の造成工事が必要になり、追加費用がかかります。
また、道路より高い位置にある土地は水はけが良い反面、階段やスロープの設置が必要になることもあります。
現地を訪れて実際の状況を確認し、建築会社に相談しながら検討しましょう。
④用途地域・建ぺい率・容積率|希望の家が建てられるか
用途地域とは、その土地にどのような建物が建てられるかを定めたルールです。
須坂市内には、第一種低層住居専用地域、第一種住居地域、近隣商業地域、準工業地域などの用途地域が設定されています。
第一種低層住居専用地域は、低層住宅のための地域で、マンションや大きな商業施設は建てられません。
閑静な住環境が保たれる一方、近くに店舗が少ない可能性もあります。
建ぺい率とは、土地面積に対する建築面積の割合です。
須坂市内の住宅地では、建ぺい率50〜60%が一般的です。
容積率は、土地面積に対する延床面積の割合で、100〜200%程度が標準的です。
例えば、100坪の土地で建ぺい率60%、容積率200%の場合、1階の建築面積は最大60坪、延床面積は最大200坪まで建築可能です。
二階建てであれば、各階60坪ずつ、合計120坪の家を建てられる計算になります。
これらの制限は、土地を購入する前に必ず確認し、希望する間取りや建物の規模が実現可能かチェックしておきましょう。
⑤インフラと接道|上下水道・ガス・道路幅員の確認
建物を建てるためには、その土地が建築基準法上の道路に2メートル以上接していることが必要です(接道義務)。
須坂市内でも、古い住宅地では道路幅が4メートル未満の場所があります。
この場合、道路の中心線から2メートル後退して建築する必要があります(セットバック)。
上下水道の整備状況も重要なチェックポイントです。
須坂市の市街化区域では公共下水道が整備されていますが、市街化調整区域や一部のエリアでは浄化槽を設置する必要があります。
公共下水道が未整備のエリアでは、浄化槽の設置に数十万円の追加費用がかかります。
ガスについては、多くのエリアでプロパンガスを使用しています。
都市ガスに比べてランニングコストは高くなりますが、災害時の復旧が早いというメリットもあります。
電気・水道の引き込み工事が必要な場合、その費用も事前に見積もっておきましょう。
特に、道路から離れた土地や高低差のある土地では、引き込み工事に予想以上の費用がかかることがあります。
⑥地盤の強度|地盤改良費用を想定しておく
須坂市は千曲川に近いエリアを含むため、地盤の状態はエリアによって大きく異なります。
軟弱な地盤の土地では、建物を建てる前に地盤改良工事が必要になり、50万円から100万円以上の追加費用がかかることがあります。
土地を購入する前に、周辺の地盤データや過去の地質調査データを確認しておくことをおすすめします。
地元の工務店やハウスメーカーに相談すれば、そのエリアの地盤特性についてアドバイスをもらえます。
地盤が弱い土地でも、適切な地盤改良工事を行えば安全に建築できますが、予算に余裕を持たせておくことが大切です。
⑦災害リスク|ハザードマップで安全性を確認
須坂市は、千曲川や松川、八木沢川、百々川、鮎川などの河川があり、大雨時には洪水のリスクがあります。
須坂市が公開している洪水・土砂災害ハザードマップで、検討している土地が浸水想定区域に含まれていないか確認しましょう。
ハザードマップでは、想定される浸水の深さが0.5メートル未満から5メートル以上まで5段階に色分けされています。
また、土砂災害警戒区域(イエローゾーン)と土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)も示されています。
2019年の東日本台風(台風19号)では、全国各地で甚大な被害が発生しました。
須坂市でも今後同様の災害が発生する可能性を考慮し、できるだけ安全なエリアを選ぶことが重要です。
浸水想定区域内の土地でも、2階建て以上の住宅にして避難スペースを確保したり、基礎を高くしたりすることで、リスクを軽減できます。
ハザードマップを確認した上で、建築会社と対策を相談しましょう。
また、須坂市が作成している地震防災マップも確認しておきましょう。
信濃川断層帯や糸魚川-静岡構造線断層帯を震源とする地震が発生した場合の揺れやすさや危険度が示されています。
⑧セットバック|道路後退で敷地面積が減る場合も
前述したように、幅員4メートル未満の道路に接する土地では、セットバックが必要になります。
セットバックとは、道路の中心線から2メートル後退して建築することで、実質的に使える敷地面積が減少します。
例えば、100坪の土地でも、セットバック部分が10坪あれば、実際に建築に使えるのは90坪になります。
セットバック部分は敷地面積には含まれますが、建ぺい率や容積率の計算には含まれません。
また、セットバック部分は須坂市に寄付する必要があります。
土地を購入する際は、セットバックの有無と、その面積を必ず確認し、実質的な建築可能面積を把握しておきましょう。
<データ引用元>
須坂市洪水・土砂災害ハザードマップ
https://www.city.suzaka.nagano.jp/soshiki/1010/8/1/499.html
地震防災マップ
https://www.city.suzaka.nagano.jp/soshiki/1010/8/1/424.html

土地選びに迷ったら専門家に相談するという選択肢もある
ここまで土地選びのポイントを解説してきましたが、実際に一人ですべてを確認し判断するのは簡単ではありません。
そんなときは、地元の工務店やハウスメーカーに相談するのがおすすめです。
土地と建物を同時に検討すべき理由
土地選びと建物の設計は、本来切り離して考えるべきではありません。
土地の形状や方角、高低差、接道状況によって、最適な建物プランは大きく変わります。
例えば、南向きの整形地であれば、リビングを南側に配置した一般的なプランが適しています。
しかし、北向きの土地や変形地の場合は、中庭を設けたり、吹き抜けを作ったりといった工夫が必要になります。
土地を先に購入してから建築会社を探すと、その土地に最適なプランを提案できる会社が見つからない可能性があります。
逆に、建築会社を先に決めておけば、その会社の得意とする設計に合った土地を一緒に探すことができます。
工務店に相談するメリット
地元の工務店やハウスメーカーは、その地域の土地情報に精通しています。
須坂市内で長く事業を続けている工務店であれば、どのエリアの地盤が強いか、どの場所が洪水リスクが高いかといった情報を持っています。
また、不動産会社には出回っていない、いわゆる「未公開物件」の情報を持っていることもあります。
地主との直接の付き合いがある工務店なら、売り出し前の土地を紹介してもらえる可能性もあります。
建築のプロの目で土地を見てもらえるため、地盤の状態、接道の問題、隣地との境界など、素人では見落としがちな問題点を指摘してもらえます。
また、その土地でどのような建物が建てられるか、概算の建築費用はいくらかといった相談もその場でできます。
相談のタイミング
工務店への相談は、本格的に土地を探し始める前、つまり「そろそろマイホームを建てたいな」と考え始めた段階で行うのがベストです。
まず、どのくらいの予算で、どのような家を建てたいのかを相談します。
その上で、予算内で実現可能な土地と建物のバランスについてアドバイスをもらい、具体的な土地探しをスタートします。
気になる土地が見つかったら、一緒に現地を見に行き、その土地での建築プランや概算見積もりを出してもらいます。
こうすることで、土地購入の判断を的確に行え、購入後のトラブルや後悔を避けることができます。
まとめ
須坂市で注文住宅を建てるための土地探しについて、価格相場から人気エリアの特徴、失敗しないためのチェックポイントまで詳しく解説してきました。
須坂市の土地価格は、坪単価約12万円前後が平均的な相場で、長野市と比べて約半分程度とコストパフォーマンスに優れています。
須坂駅周辺の蔵の町エリア、子育て世代に人気の墨坂エリア、自然豊かな日野エリアなど、それぞれ異なる魅力を持ったエリアがあります。
土地選びでは、立地条件や予算配分、用途地域や建ぺい率・容積率の確認、インフラ整備状況、地盤の強度、災害リスク、セットバックの有無など、多くのチェックポイントがあります。
これらを一つずつ確認し、総合的に判断することが大切です。
土地探しに不安がある場合は、地元の工務店やハウスメーカーに早めに相談することをおすすめします。
土地と建物を同時に検討することで、より満足度の高いマイホーム実現への近道となるでしょう。
須坂市での理想の土地を見つけ、素敵なマイホームを建てられることを願っています。

